【容量】 720ml
【ALC度数】 15〜16度
【原料米】 米・米麹
【原料米】 北錦(兵庫県)100%
【製造元】 木下酒造
【保存方法】 直射日光をさけて冷暗所にて
【精米歩合】 66%
【日本酒度】 非公開
【酸度】 非公開
【発送方法】 通常便にて木下酒造 京都府京丹後市久美浜町 木下酒造は天保13年(1842年)京丹後久美浜の地で創業しました。
2007年(平成19年)にフィリップ・ハーパー氏を杜氏に迎え世界中から注目され年々人気が高まっている蔵元さんです。
一般に「日本酒はデリケート」と言われていますが、玉川にはあてはまりません。
玉川は丈夫な酒。
すなわち熟成を楽しめる酒、傷みにくい酒なので、急いで飲む必要はありません。
「玉川は封を切って最初の1杯より、最後の1杯のほうが美味しい」との声が多数あります。
幅広いタイプの料理と相性のよい玉川は、国内外の居酒屋やレストランで食中酒としても好評をいただいています。
玉川が料理の魅力を引き出し、料理が玉川の魅力を引き出す。
「この料理にはこの玉川!」という絶妙な組み合わせを発見したときの喜びは格別です。
日本酒には商品によって合う温度、合わない温度がある上に、個人の好みもあります。
冷やして飲むのがお好みなら、それはそれでもちろん楽しいことです。
しかし玉川の商品に関しては、しっかり冷やすよりも、少し高めの温度で美味しく感じることが多いと私たちは感じています。
日本酒を美味しく飲むための適温は人によって違いますが、玉川の旨さを引き出すには各温度帯で「標準」とされる温度より高めの温度でお試しいただくことをお勧めします。
玉川の酒はぬるめの燗をつけると味が固く、苦味や渋みが目立つ傾向があります。
ところが、しっかり温度を上げると逆に優しい旨味が膨らみ、味の輪郭が柔らかくなります。
一般的に「飛び切り燗」の温度は55℃と言われますが、玉川の燗つけマニュアルが存在するならこの温度は最低ラインで燗の入り口に過ぎません。
しっかり熱くし、冷めながら変化する味を楽しむのがお薦めです。
燗冷かんざましも、元の常温の酒とはまた違う旨さがあります。
燗の温度も嗜好で決まりますので、正解はありませんが、木下酒造のスタッフが玉川の酒をヌル燗にして飲むことはほとんどありません。
いずれにしても、“正解”はありません。
色々な温度帯で遊んでいただき、変化を楽しんでいただけたらと思います。
玉川の定番といえばこの「山廃」シリーズ。
酵母無添加の酛から生まれた酸とアミノ酸が豊富な純米酒。
五味が力強く表現され、コクも切れも抜群です。
北錦で仕込む山廃は玉川の酵母無添加「自然仕込」シリーズの中心的存在。
その原酒に加水し常温で3年以上熟成させることで色、味ともにコクが増しました。
カラメルやナッツを思わせる香ばしさは、自然についた淡い琥珀色と相まって深まりゆく秋の風景を連想させます。
思いきり熱い燗にすると、長い年月をかけて醸し出された旨みに透明感と優しさが生まれます。
是非1度80度まで上げて冷ましながらお楽しみください。
4 (1件)