フィッティングルーム 〈わたし〉とファッションの社会的世界 [ 小野瀬慶子 ]
| フィッティングルーム 〈わたし〉とファッションの社会的世界 [ 小野瀬慶子 ]
価格:2,420 円
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〈わたし〉とファッションの社会的世界 小野瀬慶子 アダチプレスフィッティングルーム オノセ ケイコ
発行年月:2023年06月05日
予約締切日:2023年04月27日
ページ数:344p
サイズ:単行本
ISBN:9784908251177 小野瀬慶子(オノセケイコ) 慶應義塾大学商学部、文化服装学院ファッション工科専門課程アパレルデザイン科卒業。
伊藤忠ファッションシステム、ユナイテッドアローズをへて、2006年にYOUR SANCTUARYを設立。
翌年「ザ シークレットクロゼット」1号店をオープンし、国内外のブランドと自社コレクションを販売。
16ー17年秋冬シーズンよりウィメンズコレクション「シクラス」を立ち上げ、パリのショールームを拠点に世界各地の小売店に販売。
パリ・ファッションウィーク公式メンバーとして、18ー19年秋冬シーズンよりプレゼンテーションを、19ー20年秋冬シーズンにショーを行う。
19年、同社代表取締役を退任。
22年、慶應義塾大学政策・メディア研究科修士課程修了。
現在、同後期博士課程在籍。
専門はファッションの社会/人類学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 小さな感動/世界へ流れ出す/世界とのかかわり/海外ブランド信仰への違和感/自分たちで価値をつくる/働く場所を決めること/バイヤーの仕事/資本主義完全支配前夜/ショーとヒエラルキー/女性による女性のための店/9・11 2001年/つながる/破壊のために戦わない、つくるために戦うデザイナーたち/プレスプレビュー/外から見えたもの/共感とコミュニティ/ウェブサイトに掲げたビジョン/1号店オープン/フィッティングルーム/“わたし”たちのラグジュアリー/3・11 2011年/3・11 2011年とそれから1ヶ月/成長への誘惑/拡大とネットワーク/不穏なパリ/パリ展示会/世界での競争のはじまり/小さなプレゼンテーション/デザイナー神話とスペクタクル/インスピレーション/スタイリストの仕事とその値段/クリエイティブクラスの生態/クリエイティブクラスとそのシステム/ショーへのハードル/ショーステイタス/王国のディストピア/もうひとつの創造/別れ/「このドレスは今日会う人へのわたしの想いなのです」/身体のその先にあるもの/35度の猛暑とセミの声、冬のコー卜/久しぶり/未来 “ファッションをつくる”人びとの、生の呼吸。
手応え、喜び、信頼、希望。
あるいは違和感、憤り、怒り、絶望ー。
ファッションの社会的世界に足を踏み入れてから、自ら創業した会社を離れるまでの30年間、“わたし”はファッションに何を求め、何をつくり出そうとしてきたのだろう。
そこから見えてくる、“もうひとつの創造”の可能性とは?ファッションを支配するシステムへの葛藤と挑戦をつぶさに描き、個人的な経験を43の光景によって世界にひらく、オートエスノグラフィー。
「フィッティングルームから出てきた女性の頬が、ピンク色に高揚する瞬間に出会ったことある?ほんとうに、最高なの」(シーン19より) 本 美容・暮らし・健康・料理 ファッション・美容 ファッション
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